B型肝炎ワクチンのまとめ

B型肝炎ワクチン

定期接種となり接種料は無料となりますが、対象年齢が本年4月生まれ以降の0歳児となりました。

救済処置について
船橋市については1回2,500円の補助が2017年5月1日より開始されます。
●詳しくはこちらをごらんください。

1年半前に3歳まで定期となった水痘ワクチンでは、対象年齢を半年間限定でしたが5歳までとする救済処置がとられました。しかし、今回のB型肝炎での救済は現時点で全く期待できない状況がはっきりしました。

最近の保育園の待機児童問題への国の対応の変化を見ると、今後さらなる予算がつくことにより救済の可能性がゼロではないことを願ってはいますが、不透明なまま時間を無駄にはできないかと思っています。
従って今まで接種されていないお子様は、以下の理由により、年齢に関わらず、接種をお勧めいたします。

  1. 性感染によるB型肝炎が若年者の中で急増している。
  2. 今まで日本で流行してきた株と異なり、急性期症状がはっきりせず、慢性化することがある。
  3. 社会で患者が増えると、今まで以上に通常の社会生活での感染リスクが高まる。

B型肝炎は主に血液・性交渉で感染しますが、頻度は低いですが感染者の血液の傷口等に触れたりして通常の社会生活での感染リスクもあり、これが0歳児接種の大きな理由です。
0歳児対象の定期接種の趣旨に従い、未接種のお子様全員の早期の接種をお勧めしますが、成人される前、特に性交渉開始前の思春期には接種完了されていることが必要です。
日本は定期接種が遅れ、世界の中でも未接種の方が多くいる国となっています。B型肝炎は慢性肝炎から肝がんに至る可能性があり、医学史上はじめてのがんワクチンとの評価がされています。
0歳児への定期接種に伴い、1歳児以上で接種されていないお子様への接種が求められている理由です(キャッチアップ接種と言います。こちらを参照)。

B型肝炎ワクチンの接種間隔は、1回目と2回目が4週、2回目と3回目が5~6ヵ月が目安です。日本脳炎ワクチンとほぼ同じですので、3歳未満で接種する場合は、日本脳炎との同時接種をお勧めします。その他のワクチンとの同時接種も可能です。
接種費用は、日本脳炎は定期の年齢では無料、B型肝炎は1回4,000円(3回で12,000円。当院の場合)です。


●ご質問がありましたら、御来院時にお尋ねください。
●接種希望者は、窓口に船橋市の問診票がありますので、お尋ねください。
●来院前に問診票をご記入いただけていると、待ち時間の短縮となりますので、ご協力お願いします。